シニアが英語を勉強するのに適している二つの理由:①人生経験で得たものが英語に生かされる ②英語の勉強を続けるモチベーションを維持しやすい傾向がある

英語をやり直す社会人が押えるべき重要ポイント

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英語をやり直す社会人が押えるべき重要ポイント

近年、社会人の間で、改めて英語が必要になったり、自分のキャリアアップのために英語を学び直す人が増えています。

地球がどんどん狭くなっている今日、英語が突然必要になる状況に置かれる可能性は少なくありません。

ここでは、「英語をやり直す」ことを決意した忙しい社会人が、どうすれば効率よく「英語のやり直し」を行うことができるのかを考えていきます。

悩んでいる

スキルアップのために英語をやり直したいんだけど、何から始めたらいいか分からないの?

ずっと英語から離れていて不安だし、社会人にピッタリの英語勉強法を知りたいわ!

教える
心配ないよ。社会人で、忙しい人でも正しい勉強法さえ知っていれば、効率よく英語の勉強のやり直しができるよ!

「英語・英会話」というだけで距離感を感じることもあるでしょう。

しかし、「英語やり直し」のハードルは、皆さんが思っているほど高くありません。

仕事でもプライベートでも、「英語力」は必ず役に立ちます。

「英語やり直し」のノウハウとコツをここで理解し、学んで、昇進・昇格・旅行・国際交流など、日々を充実させるためのコツを掴みとってください。

英語のやり直しを始める前に、英語学習の目的を明確にする

まず、英語のやり直しを始める前に、なぜ英語の勉強をするのかを言語化してください。

なぜなら、目的がないと勉強を途中で放り出してしまうからです。

日本人が英語を話せない原因で一番大きいのは必要に迫られていないからです。

英語を強制される環境がない国内で、目的がない英語学習は挫折へまっしぐらです。

なぜ英語を勉強するのか、英語の参考書を買う前に目的をはっきりさせておきましょう。

「ペラペラ喋れるようになりたい!」では理由になりません

  • 目的はあります。ペラペラになりたいんです!
  • 外国人と仲良く話せるようになりたいんです。

これらは、必ずと言ってよいほど挫折してしまいます。

理由は、目的が抽象的だとやるべき勉強が定まらないからです。

これくらい具体的に言語化しなくてはなりません。

悪い例

良い例

ペラペラになりたい 海外旅行が好きなので、旅行英会話にこまらないスピーキング力を身につけたい
仕事で英語を使えるようになりたい 職場で英語の文章を読む機会が増えたから、専門用語が読めるくらいのリーディング力を身につけたい
リスニング力を上げたい CNNやTEDなど海外のニュースやプレゼンを聞き取れるリスニング力が欲しい

これくらい明確でないと、「英語のやり直し」は継続できません。

まず、英語で何を実現したいのか明確にしましょう。

英語のやり直しには、基礎が何よりも大切!

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英語のやり直しをするなら中学英語を徹底的に復習してください。

なぜなら、中学英語は、一番基礎の基礎だからです。

社会人なんだしビジネス英語を勉強したいという気持ちもあるかもしれません。

しかし、時制や関係代名詞など基礎的な文法の理解なくして、ビジネス英語など理解できるはずがありません。

何事も基本があってこそ応用が利くものです。英語の基本は中学英語です。

まずはそこを充分に復習・理解してください。

基礎は中学ですべて教わっていた!

今、この記事を読まれている人のほとんどが、中学、高校の学校生活で少なくとも6年間は英語に触れる機会があったと思います。

中学、高校で英語に触れた機会を時間で表すと、約1000時間といわれています。

学校以外に塾や英会話スクールに通っていた人はもっと長い時間数になるかもしれません。

約1000時間もの時間を費やしていれば、簡単な英会話くらいできそうですが、残念ながらそうでないケースがほとんどです。

どうして日本人は、こんなに英語が苦手なのでしょうか?

その答えの一つは英語を学ぶマインドにあります。

義務教育を経たほとんどの日本人にとって「英語=受験勉強」であり、正誤を問う「勉強科目」としての英語という意識が刷り込まれてしまっています。

そしてその意識が「英会話で間違ったら嫌だな。恥ずかしいな!」といった思考に繋がってつながっていると思います。

つまり、英語勉強のゴールが「英会話でコミュニケーションできること」ではなく「英語で点数をとること」になってしまっているのです。

本来、言語というコミュニケーションツールはもっと気軽なものです。

3歳の子どもでも、言語による意思疎通はできています。

そうです。英語のやり直しをする際に何より大切なのは、いたってシンプルなことを学ぶのだというマインドと、その為の勉強方法なのです。

英語のやり直し学習は、受験で点をとる為の勉強では決してありません。

そして英語のやり直しを始めるにあたって最も重要となるものは、中学1年生で学んだことです。

この点をしっかりと理解した上で、英会話にとって必要で効果的な学習を重ねていきましょう。

まずは文法から!英語の構造はとてもシンプル

それではさっそく中学1年生でやったことを思い出してみましょう。

This is a pen. なんて文章?

もちろんこれも大事ですが、それ以外にもっと重要なことがあります。それは『5文型』です。

これは英語のベースとなるものです。

英語をやり直すにあたっては、まずはこの『5文型』をしっかりやり直し、身につけることが、効率的で生産的な英語学習への第一歩となります。

中学英語のやり直しにおすすめの参考書!

社会人が英語を理解するのにおすすめの勉強方法は「反復学習」です

解説を読むだけでなく、同じ例文を何度も違う角度から覚えましょう。

例えば、最初は目で読むだけだった例文を、2回目はCDを聞く、3回目は声に出して読む…といった具合に勉強することで、知識が定着し、実践で使えるレベルまで高めることができます。

とくに取り入れて欲しいいのは「英語を声に出す」勉強方法です。

例えば参考書を音読するなら、「英文を目で追う」「声に出す」「正しい発音ができているかどうか聞き取る」という3つの感覚に絡めて学習できるので、より定着しやすくなります。

ここで、紹介する教材はどれも音声や動画が利用できるので、反復学習に最適です!

中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく

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『中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく』は中学校英語のつまずきやすいポイントを簡単な例文で解説した参考書です。

絵や図で文のイメージをわかりやすく解説してあり、見開きで演習までをこなせる親切設計が魅力です。

パソコンやスマートフォンから無料解説動画を見ることもできます。

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

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『中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は、中学校で習う文法事項を単元ごとに解説した参考書です。

「英語やり直し」の第一歩として浅く広く総復習するのに向いています。

問題演習は別売なので、「学んだことをすぐ試したい」という人は別で問題集などを用意すると良いでしょう。

CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100

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さまざまな会話シーンに使えるシンプルで覚えやすいフレーズを100個厳選して紹介した良書です。

文法よりも、実践的な会話から英語をやり直したい人におすすめです。

著者はNHKラジオ講座にも出演されているスティーブ・ソレイシィ先生です。

英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術

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『英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術』はビジネスで英語を使いたい人におすすめです。

ビジネス英語といっても、この本には難解で複雑なフレーズは登場せず、単純な言い回しをビジネスでよく使う単語と組み合わせて使うだけです。

各フレーズは使用シーン別に収録されています。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

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『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は中学校レベルの文法知識を使って実際に英作文をし、即座に口に出すトレーニングを通して「話せる」英語を身につけるための本です。

口に出して覚えることは知識を定着させる上でも有効な学習法であり、「特に英語を話す予定はない」という人にもおすすめです。

全ての英文は5文型に通じている

『5文型』というのはSVOCからなる英文構成のルールのことです。

日本人は受験勉強のために難しい文章を読解したり、穴埋め問題ばかりで、意識が離れがちですが英語の基本はたった5個の型なのです。

あらゆる英語の文章は、必ず以下の5文型をもとに構成されています。

(1) SV: 主語+動詞
(2) SVC: 主語+動詞+補語
(3) SVO: 主語+動詞+目的語
(4) SVOO: 主語+動詞+目的語①+目的語②
(5) SVOC: 主語+動詞+目的語+補語

英語の4技能である、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング、の全てにおいて共通の型です。

英語を英語のまま理解し、表現するためには、この5文型の定着が必須条件となります。

英語のやり直しをスタートする際には、SVOCの各要素の並び方を意識しながら、4技能のトレーニングを行うことが、スムーズでそして綺麗な英語を習得するための近道となります。

英語の基礎をリーディングでやり直す

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まずはレベルに見合った英文を読むことから!

5文型の重要性を認識した上で、「英語のやり直し学習」は、リーディングからやり直してみましょう。

リーディングは文章テキストさえあれば、一人でいつでもできる気軽な勉強法です。

注意するポイントは、自分の英語レベルを超える英文にはチャレンジしないことです。

難しすぎる英文はモチベーションを下げてしまう可能性がありますので、理解しやすい英文から挑戦して、徐々にレベルを上げていくのがベストです。

リーディングの際にぜひ行って欲しい手法が「スラッシュリーディング」です。

これは英語のやり直しをする人すべてに、知っておいて欲しいエッセンスです。

スラッシュリーディングとは、英語の意味のカタマリごとに英文にスラッシュ(/)を挿入していく読み方です。

英文を、意味が分かる小さい単位に分けていくことで読解の精度とスピードを向上させ、また英語の語順に慣れるというメリットがあります。

例えば以下の英語の文章。

Prime Minister Abe canceled a scheduled visit to Tehran next week, apparently in response to pressure from the US.

これを綺麗な日本語で訳すと「アメリカによる圧力に明らかに応じる形で、安倍首相は来週に予定されていたテヘラン訪問をキャンセルした」となるでしょう。

日本語の語順にあわせて上記のように読もうとすると、英文を左に右に行ったり来たりする必要があるため、理解に時間が掛かります。

この英語の文章にスラッシュを挿入するとしたら、

Prime Minister Abe canceled a scheduled visit / to Tehran next week, /  apparently in response to pressure / from the US.

となり、これをスラッシュごとに理解と訳を進めていくと、

「安倍首相は予定されていた訪問をキャンセルした / 来週テヘランへの / 明らかに圧力に応じる形で / アメリカからの」

となります。

日本語としては少し不自然ですが、英語の語順通りに理解をすることが重要ですから、この不自然さについては考える必要はありません。

大切なのは理解しやすい小さい単位に英文を分けること、そして英語の語順に沿って読解していくことです。

ここで、英語のやり直しをする人に、ぜひ気づいてほしいことがあります!

それは最初のスラッシュを入れた位置が、第三文型を成すSVOの直後だということです。

5文型への理解を深めることで、スラッシュを入れる位置を瞬時に判断できます。

このスラッシュリーディングを定着させることでリーディングはもちろん、英語の他の技能であるリスニング・スピーキング・ライティングにも応用できます。

※スラッシュの挿入位置は英語の熟練度によって変わりますので、こちらは一例だと考えてください。

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5文型を意識した読み方は、TOEICスコアアップにも直結!

「5文型」と「スラッシュリーディング」の概念は4技能に活用できるので、英語のやり直しをするビギナーレベルのみならず、TOEICスコアが必要なレベルの人とっても非常に有効的です。

スラッシュリーディングの良い点は、文章がどれだけ長くなっても、英語の語順に沿って理解を進められることです。

内容を理解するために英語をパズルのように並べ替える必要がないので、リーディングでもリスニングでも「理解スピードと精度」を上げることが可能となります。

「英語を理解する速度と精度」が上がれば、TOEICの問題もスラスラ解けるようになってきます。

この手法でやり直してTOEICのスコアを短期間に100点以上伸ばした人もいます。

今は、TOEICスコアが昇進や昇格、そして転職に直結する時代です。

英語の伸び悩みが、仕事においてもネックになっていた人は、ぜひこの方法で英語のやり直しに挑戦してください。

中学・高校・大学の時に知りたかった!効率的な学習方法

これまで「英語やり直し」に必要なマインドと、やり直すにあたって最初に取り入れて欲しい「5文型」への意識と、英語を英語のまま理解していく手法として「スラッシュリーディング」を考えてきました。

ここでも同じく「英語やり直し」にあたって最初に意識して身につけて欲しい効果的な学習方法を解説していきます。

単語の意味を覚えようとせずに脳内定着させるには

英語のやり直しをする際に単語テキストから入る人が多いと思います。

勉強に取り掛かるハードルも低く、単語さえ覚えればなんとか英会話になるという考え方も有効です。

ただ、その単語を覚える方法に注意したことはありますか?

ここで大事なのは、「単語は暗記するものではない」ということを肝に銘じることです。

単語を暗記に頼らず覚える方法。それは「イメージング」です。

「イメージング」を説明すると、英単語から文字としての意味を連想するのではなく、ビジョンやフィーリングとしてのイメージを使って英単語を定着する方法です。

通常、単語テキストにはひとつの英単語につき、複数の日本語の意味が書かれています。

例えば”take”という簡単な動詞。「持っていく」「連れていく」「(時間が)かかる」「受け取る」など、一つの英単語なのに、日本語に直すとたくさん意味を持っているように思えてしまいます。

学校教育では、これらの「日本語訳」をそのまま全て暗記させようとするでしょう。

暗記がすべてNGとはいいませんが、暗記のネックは、覚えるにあたり時間と労力が掛かることです。

その上に、覚えたは良いのですが、実践では日本語訳の選択に迷ったり、時間経過とともに記憶が薄れやすかったりしがちです。

このネックは「イメージング」によって解消できます。

例で出した“take”をビジョン(画像)で表すと「手を伸ばし、つかみ取り、そしてつかみ取ったものを自分の方に寄せる」というようなイメージです。

これを上で書いた”take”の日本語の意味と照らし合わせてみましょう。

多少のこじつけは必要かもしれませんが、ひとつのイメージでカバーできそうな感覚が出てきませんか?

英単語が持つ根源的なイメージを掴んでいくことは、英語の理解にも繋がります。

また、イメージで物事を覚えるのは、右脳を使うことにより、定着度や忘れにくさの点から脳科学的にも有効だといわれています。

そして何より、「イメージング」によって、英語を日本語に直して理解する必要がなくなり、最終的に英語を英語のまま捉えられることに繋がるのです。

日本語の意味だと覚えにくい英単語でも、イメージにしてみるとすんなり理解して定着できることがあります。

これから英語を一からやり直していこうとするのであれば、単語は暗記ではなく、イメージを連想して「感覚」で覚えるように学習のスイッチを切り替えてみましょう。必ず結果につながります。

しゃべる必要がなくても発音が大事な理由

仕事でもプライベートでも、英語圏の人々と話す機会がなければ発音を意識することはほとんどないでしょう。

しかし、そんな状況の人でもやり直しの時点で発音を磨くことが大切です。

なぜなら発音によって、リスニング力がアップするからです。

「なかなか英語が聞き取れない…」と悩んでいる人は、発音の甘さが原因のひとつかもしれません。

英語の音を発音として再現できないということは、自分が認識できていない音の可能性が高いため「聞き取れない」ということが起こり得るのです。

リスニングを伸ばして英語耳をつくる効果的な方法

ここで、注意しなければいけないのが英語をただ聞き流しているだけではリスニングを伸ばすことはできないということです。

「英語やり直し」の際には効果的な勉強方法でしっかりと英語を聞き取れるようになる訓練をしましょう。

リスニング力を確実に上げられる練習方法については、

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最後に

英語の本分は学校や塾のテストではありません!

最後に、皆さんに覚えておいて欲しいことはえ、語学はコミュニケーションのツールであるということです。

ビジネスにおいて契約締結などの絶対に失敗できないような場合を除き、人と人のやり取りであれば、多少のミスはカバーしたり取り返すことができます。

日本人が英語を苦手とする理由としてよく挙げられるのが、「失敗すると恥ずかしいから」という気持ちがあることです。

多くの日本人は6年間は学校で英語を勉強します。

そして受験勉強をはじめとして正解不正解を問う問題が多いことにより、長い時間勉強したというある意味「自負」みたいなものと、不正解を嫌うような「恥」の気持ちが、少なからずそういった理由に影響しているのでしょう。

ここで大切なのは、語学上達への近道は失敗することを恐れないことです。

そして英語で失敗しても、特にはじめのうちなら大きな問題になるケースは多くありません。(もちろんビジネスの重要な場面では、間違いが起こらないよう確認することは必要です)

人と人とのコミュニケーションは恥をかいてナンボです。

それはテストとは全く関係ありません。

もし失敗してしまった場合は、将来的に英語がペラペラになっている自分への投資だと考えて、そこから学びを得る姿勢であれば気分は軽くなるはずです。

英語においてはどんどん失敗して、学びを得てください。

このページが皆さんの「英語のやり直し」を後押しすることができますように!

 

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